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映画「真田十勇士」堤幸彦×中村勘九郎
2016年9月22日(木・祝)公開 135分 配給:松竹・日活
監督・脚本
監督:堤幸彦
脚本:マキノノゾミ
映画「真田十勇士」特別映像
主題歌:松任谷由実「残火(のこりび)」
みどころ
2014年の舞台版が大ヒットを記録した「真田十勇士」を、監督・演出ともに堤幸彦が手がけ映画化した作品。映画と舞台の同時期公開・上演という映画界・演劇界初の試みで製作された。
本作の軸は「真田幸村は実は抜けた武将だった」という大胆な仮定にある。天下の名将として名を轟かせながら、その実態は偶然の連続で勝ちを拾ってきただけの気弱な男——という虚実の逆転が物語の出発点だ。
主人公は幸村を支える猿飛佐助(中村勘九郎)。幸村を「本物の英雄」に仕立て上げようと、抜け忍の霧隠才蔵(松坂桃李)ら一癖ある男たちを集め、世にいう真田十勇士を結成する。主役の幸村より佐助の視点で物語が進む構造が特徴だ。
歌舞伎俳優・中村勘九郎と映画監督・堤幸彦のタッグによる大坂の陣を舞台にした痛快娯楽時代劇で、松平健・大竹しのぶといった重厚なキャストと若手陣が共演するオールスター作品となっている。
あらすじ
関ヶ原の戦いから14年。天下統一を目前にした徳川家康と、復権を狙う豊臣家の対立が深まっていた戦国の世で、「天下に並ぶ者なし」の名将として世間から尊敬を集めていた男、真田幸村(加藤雅也)。しかし実はこの幸村、その男前な容貌と偶発的な幸運の連続によって勝ちを拾ってきただけの気弱な腰抜け男だった。
実像と虚像の違いに悩んでいた幸村は、ある時、猿飛佐助(中村勘九郎)と運命的に出会う。忍者の里から飛び出してドデカいことを成し遂げたいと思っていた佐助は、幸村を担いで「本物の天下一の英雄に仕立て上げようじゃないか!」と、同じ抜け忍の霧隠才蔵(松坂桃李)を筆頭に一癖も二癖もある十人の男たちを集め、世にいう《真田十勇士》を誕生させる。
亡き秀吉の妻・淀殿に呼び寄せられた幸村と十勇士たちは、またたく間に徳川との最終決戦の最前線に立つこととなった。戦国最後にして最大の戦い、徳川対豊臣の〈大坂の陣〉がついに幕を開ける。
ついに明かされる「真田丸の謎」、佐助と才蔵を狙うくノ一・火垂(大島優子)との因縁、淀殿と幸村の禁断の秘密、そして圧倒的に不利な徳川との戦いで佐助と十勇士が企てた驚愕の大仕掛けとは——。徳川軍二十万VS十勇士、時代を変える大逆転がいま、始まる。
[出典:STORY 映画「真田十勇士」公式サイト http://sanada10braves.jp/story/]
キャスト・登場人物相関図


猿飛佐助(さるとび さすけ)……中村勘九郎
真田十勇士でも屈指の実力を持つ忍者。戸隠の山中で戸澤白雲斎に見出され甲賀流の忍術を習得した。真田幸村に仕え、十勇士の筆頭として登場。同じ十勇士で伊賀忍者の霧隠才蔵はライバルでもある。大坂夏の陣で徳川方に敗れた後、幸村とともに薩摩に落ちのびたという伝説がある。
霧隠才蔵(きりがくれ さいぞう)……松坂桃李
猿飛佐助と並び忍術を得手とする真田十勇士の一人。伊賀忍者の頭領・百地三太夫の弟子とされる。立川文庫では佐助に次いで人気が高く、主役を務める巻もある。
根津甚八(ねづ じんぱち)……永山絢斗
真田幸村の家臣。『真田三代記』でも幸村の家臣・根津甚八郎貞盛として登場し、大坂夏の陣の最終局面で幸村の影武者となって討死したとされる。
由利鎌之助(ゆり かまのすけ)……加藤和樹
真田幸村に仕えた豪傑。諱を基幸といい、最初は野田菅沼家に仕えていたが、真田軍に敗れて捕虜となった後に真田家へ加わった。
筧十蔵(かけい じゅうぞう)……高橋光臣
真田幸村の側近。父は真田家の重臣・筧十兵衛虎秀で、足軽から真田幸隆・昌幸に仕えて取り立てられた人物。
三好青海(みよし せいかい)……駿河太郎
弟の伊三入道と兄弟で真田幸村に仕える僧体の豪傑。出羽国亀田の領主出身で、遠戚にあたる真田家を頼って仕えたとされる。大坂夏の陣で兄弟ともに戦没したと伝わる。
海野六郎(うんの ろくろう)……村井良大
真田幸村の側近。真田家重臣の家柄で、叔父は真田家の侍大将を務めた。幸村の時代には海野六郎兵衛利一という人物が歴史資料に登場する。
三好伊三(みよし いさ)……荒井敦史
三好青海入道の弟で、兄とともに幸村に仕える僧体の豪傑。出羽国亀田の出身で、大坂夏の陣に豊臣方として参戦、戦没したとされる。
望月六郎(もちづき ろくろう)……青木健
真田幸村の側近。作品によっては望月主水、望月三郎とも呼ばれる。『真田三代記』では望月主水として登場する。
真田幸村(さなだ ゆきむら)……加藤雅也
本名・真田信繁。安土桃山時代から江戸時代初期の武将・大名で、真田昌幸の次男。大坂夏の陣で3,500の兵を率いて徳川家康の本陣まで攻め込んだ逸話が各史料に記録されており、後世の軍記物・講談・草双紙を経て明治・大正期の立川文庫によって英雄的武将のイメージが庶民に定着した。
真田大助(さなだ だいすけ)……望月歩
真田信繁(幸村)の嫡男。母は竹林院(大谷吉継の娘)。講談では真田大助の名で登場する。
徳川家康(とくがわ いえやす)……松平健
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・戦国大名。江戸幕府の初代征夷大将軍。三英傑の一人。
淀殿(よどどの)……大竹しのぶ
豊臣秀吉の側室。本名は浅井茶々。近江国の戦国大名・浅井長政の娘で、母は織田信長の妹・市。浅井三姉妹の一人。
火垂(ほたる)……大島優子
佐助と才蔵の幼なじみでありながら、二人の命を狙うくノ一(女忍者)。大島優子の本格時代劇初出演作。
[出典:真田十勇士 Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%94%B0%E5%8D%81%E5%8B%87%E5%A3%AB]
概要
【公開日】2016年9月22日(木・祝)全国ロードショー
【上映時間】135分
【配給】松竹・日活
【企画・製作】日本テレビ放送網
【制作プロダクション】オフィスクレッシェンド
【原作舞台】2014年上演「真田十勇士」(大ヒット記録)
【監督】堤幸彦
【脚本】マキノノゾミ
【主題歌】松任谷由実「残火(のこりび)」
【出演】中村勘九郎 松坂桃李 大島優子 永山絢斗 加藤和樹 高橋光臣 駿河太郎 村井良大 荒井敦史 望月歩 青木健 加藤雅也 松平健 大竹しのぶ 伊武雅刀 佐藤二朗
文責:ライターズラボ編集部(2026年5月5日(火)15:30執筆)


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