映画『あのこを忘れて』保坂直希主演:谷口雄一郎監督/キャスト・あらすじ・人物相関図

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映画「あのこを忘れて」 保坂直希 監督・谷口雄一郎 キャスト・あらすじ・人物相関図

2023年3月11日(土)公開

この映画のテーマは「忘れる」ということ。
昔、「老人力」という言葉が話題になりました。
「年老いて物忘れがひどくなったことをマイナスに捉えるのではなくポジティブに考えましょう」って感じだったでしょうか。
嫌な思い出を思い出しては辛い気持ちになりますが、そういう思い出を忘れる事が出来たら楽になれると思います。
大切な人を忘れるのは悲しい事ですが、嫌な思い出なら忘れてしまいたいですね。

監督:谷口雄一郎

愛知県春日井市出身。
大学卒業後、日本映画学校へ入学。
在学中から若松孝二監督作『実録連合赤軍あさ ま山荘への道程』等フリーの録音助手として映画製作の現場へ赴く。
卒業後、シナリオ執筆を本格的に再開し、『純子はご機嫌ななめ』が伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2009において短編部門大賞を受賞。
自ら映像化し監督業に進出した。
2013年『ゆびわのひみつ』にて国内外映画祭にて7冠を達成。
以後、『Selfish.(ButKind)』(13)『Almondtaste』(13)『彼女がドレスを脱ぐ理由』(14)『私以外の人』(15)『ハローグッバイ』(16)『しらないで』(17)『Surface』(20)とコンスタントに作品を製作し、映画祭入選を続ける。
『あのこを忘れて』は、自身初の劇場公開作となる。

(出典:映画『あのこを忘れて』公式サイト http://anowasu.com/)

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みどころ

本作の制作はコロナ禍の中、オーディションによって選ばれた7名のキャストを中心にオンラインでのワークショップで幕を開けた。

先ず行われたのは、演技ではなく「話し合う」こと。
価値観の違いを認めた上で「相手への想いを考えること」に意識を転換させた後、実際に対面してのリハーサルを敢行。
期間は全体で約半年間に及んだ。

対話を経由し、キャスト自身が能動的に役になりきっていくその手法によってキャストは瑞々しく躍動し、キャラクターの感情を克明に画面に刻む。

「特定の人を忘れる」というギミックで始まる物語は、このアプローチゆえに決して荒唐無稽にならず、誰の中にもあり得る自愛と他愛のモザイクを鮮烈に描き出している。

札幌国際短編映画祭最優秀国内作品賞をはじめ、全国主要映画祭での受賞を何度も成し遂げてきた映画監督・谷口雄一郎。
上田慎一郎、野本梢らインディペンデント映画界きってのトップランナーとも映画祭賞レースにてしのぎを削った監督の最新作『あのこを忘れて』が、映画祭等での多数の観客の声に応え、遂に劇場公開決定。

緻密に計算された脚本で、繊細な心の機微を描き出すことに定評がある監督が今回送り出したのは、台本完成前から俳優達とワークショップを重ね、稽古期間を半年以上費やして挑んだ意欲作。

大切な人への思いを噛みしめたくなる、切なさと希望の入り交じる感動的な一編に仕上がっている。

(出典:映画『あのこを忘れて』公式サイト http://anowasu.com/)

ストーリー

ある病気の特効薬。
その副作用は、特定の人を「忘れる」ことだった。

別れた恋人を「忘れた」男・瀬戸幸也。
長年、幸也に片思いしてきた女・林美琴は、つい自分が恋人だとウソをついてしまう。

最愛の子供を亡くしたことを「忘れた」妻・長門千紗。
夫・長門浩次郎は、そのまま、子供がいなかったことにしようとする。

平穏な暮らしを続ける彼らだが、歪みは少しずつ生まれていく。
それぞれの決断、そしてそれがもたらす行く末とは……。

2組の男女が寄り添う人々が織りなす、悲しみと優しさに彩られた「あのこ」への物語。

(出典:映画『あのこを忘れて』公式サイト http://anowasu.com/)

キャスト・登場人物相関図

 

瀬戸幸也……保坂直希
1985年3月10日生まれ、山梨県出身。
20歳で役者を志し上京。TV、映画、CM、演劇とジャンルに拘らず活動を行う。
23年に公開予定の映画『家族の肖像』(岸本景子監督)では主演・手島隆役を務める。
その他、映画『信虎』(21・金子修介監督)古田織部役、映画『ミは未来のミ』(20・磯部鉄平監督)村田茂役、映画『検察側の罪人』(18・原田眞人監督)、ドラマ『ブラックペアン』(18)等。映画『幻の蛍』(22・伊林侑香監督)では山岸哲哉役での出演のみならずプロデューサーとしても参加し、多角的に創作活動を行なっている。

林美琴……相馬有紀実
青森県出身。
高校時代に俳優を志し、青森から毎週夜行バスでレッスンに通う。
上京後、ドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(06)早乙女唯役やNHK高校講座2.0『国語表現×英語I』のレポーターに抜擢。他、映画『キッズ・リターン 再会の時』(13・清水浩監督)あゆ役、映画『愚行録』(17・石川慶監督)中山唯役、映画『Arc~アーク』(21・同)美和役、ドラマ『ハコヅメ』(21)等。ちふれ化粧品のサウンドロゴやキューピーのラジオCM等声の仕事も手がける。22年にはfellows.という企画を立ち上げワークショップを主催。

長門朱里……中村更紗
1993年11月15日生まれ、岩手県出身。
2016年からの舞台出演を経て、2020年より映画や広告等に関わる。
映画『いろとりどりの』(22・加藤大志監督)主演・三浦葵役にて第14回福岡インディペンデント映画祭・俳優賞を受賞。その他、映画『3653の旅/彼女たちの話』(22・野本梢監督)W主演・中元玲役/霜田玲役、映画『とどのつまり』(22・片山享監督)千夏役、映画『再演』(22・土屋哲彦監督)主演・森川エナ役、映画『you』(22・野本梢監督)和佳役、TVCM「ほけんの窓口 前向きな私に篇」等。

佐々木佳奈……紫藤楽歩
1990年6月26日生まれ、神奈川県出身。
一度は就職したがこれではないと感じ、俳優の道を志す。
映画やWEBドラマ等の映像作品や舞台に出演する一方、自身のYouTubeチャンネル『日直らむ』を開設。
ASMR系のYouTuberとしてもめざましい活躍を見せている。
主な出演作品として映画『MIRRORLIAR FILMS SEASON4/星ニ願イヲ』(22・真壁勇樹監督)瀧澤祥子役、映画「(Instrumental)」(22・宮坂一輝監督)小此木千智役、映画『Girl』(21・山本篤子監督)メイ役他。

古川誠人……壷田大貴
1991年7月11日生まれ、北海道出身。
大好きな地元・北海道のエンタメ業界を盛り上げたいという思いで俳優を志し、多摩美術大学映像演劇学科で学ぶ。
劇団青年座研究所を経て数々の舞台を経験したのち、映画やドラマを中心に活動。
主な出演として映画『るろうに剣心 The Beginning』(21・大友啓史監督)藤堂平助役、ドラマ『正直不動産』(22・川村泰祐監督)和田薫役、ドラマ『パンドラの果実』(22・羽住英一郎監督)流川厚役、映画『おっさんずぶるーす/カリスマハウス』(20・中村公彦監督)西城佳彦役他。

医者……白畑真逸
1965年11月10日生まれ、埼玉県出身。
ジェームス・ディーンに憧れてメソード演技を学ぶべく養成所に入り俳優活動を始める。
その後、舞台・映画・テレビ等で活動。バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』では仕掛け人として出演している。
他、映画『#マンホール』(23・熊切和嘉監督)、映画『シュシュシュの娘』(21・入江悠監督)千田峰太郎役、映画『キャラクター』(21・永井聡監督)田口文哉役、映画『AI崩壊』(20・入江悠監督)宮森一平役、映画『クローゼット』(20・進藤丈広監督)田中役など、出演作は枚挙にいとまがない。

長門千紗……木村梨恵子
北海道出身。
特技はオカリナ、紙を速く挟み込むこと。
大学卒業後に一般企業へ就職するも、29歳で脱サラし、俳優の道へ。
14年から保育士バンクのイメージキャラクターを務める。
22年には仲間と結成したユニット「余人会」にて2本の演劇を上演し、好評を博した。その他の出演作品として、映画『魔法少年☆ワイルドバージン』(19・宇賀那健一監督)、映画『哀愁しんでれら』(22・渡部亮平監督)、映画『たまごやき』(21・篠原トオル監督)等がある。初監督した映像作品『大好きでたまらない〜牛乳』をYouTubeで公開中。

長門浩次朗……石橋征太郎
1978年12月14日生まれ、福岡県出身。
叔父である石橋凌の活動を物心つくころから見て影響を受け、俳優を志す。
養成所で結成したメンバーで劇団を旗揚げして初舞台を踏み、以降舞台・映像問わず様々な経験を積む。
現在は叩き上げの実力派俳優として、映画やドラマを中心に鋭意活動中。
主な出演作品として映画『仮面病棟』(20・木村ひさし監督)、映画『とおいらいめい』(22・大橋隆行監督)、『SUPER SAPIENSS THE BEGINNING』(22・堤幸彦監督)、映画『夜、鳥たちが啼く』(22・城定秀夫監督)他。

(出典:映画『あのこを忘れて』公式サイト http://anowasu.com/)

映画「あのこを忘れて」 概要

公開日 2023年3月11日公開予定
キャスト
監督:谷口雄一郎
出演:保坂直希 相馬有紀実 中村更紗 紫藤楽歩 壷田大貴 白畑真逸 木村梨恵子 石橋征太郎
配給 Hero.No.1Film=キネマトワーズ
制作国 日本(2021)
上映時間 57分
公式サイト http://anowasu.com

(出典:あのこを忘れての上映スケジュール・映画情報 映画の時間 https://movie.jorudan.co.jp/film/98002/)

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