女性警察官の〇〇な裏話#1172

雑学・豆知識
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婦警さんたちのセキララな生態

全国の警察官の数、29万3696人中、全国の女性警察官の数、1万8700人(平成25年4月1日調べ)
全体の1割にも満たない女性警察官ですが、2015年1月、警視庁初の女性の捜査一課長が誕生しました。
私たちの身近な存在の女性警察官ですが、その内部事情はあまり知られていません。

恋愛のヒミツ:彼氏が出来たら、上司に報告しなければならない

鴫原智美さん(42歳) 元警視庁葛飾署他 交通課勤務

生年月日、名前、職業、家族構成など……カレシができたら上司に報告しなければならないそうです。
理由は、「反社会的な人が、婦人警察官に近づいて情報を取ろうとするかも知れない」から。

だめだったら、別れないといけないそうです。男性警察官も、彼女が出来たら必ず報告しないといけません。
それで、警察自体を辞める人もいるんですね。結婚する時には、かなりさかのぼって、6親等まで調べられるそうです。
実は皆さん、(彼氏ができても)内緒にしてたんですね。だいたい警察官同志なら、なんの問題もないそうです。車を買うときも報告するとか。(給料に見合った車という理由)

取調べのヒミツ:性犯罪を犯した犯人に対して、逮捕状を女性警察官の口から読むことがある

萩原昌代さん(32歳) 元千葉県警管轄の警察署 生活安全課勤務

かなり具体的に言うそうです。
被害者が女性なので、心情がわかる人がいったほうが、犯人にとっては、屈辱的な気持ちと、反省を促すという意味があるようです。性犯罪を犯した当時の再現をするときは、人形を使うんですね。

女性警察官ならではの仕事として_

■男性警察官とカップルのふりをして尾行
■ガサ入れの時、キッチンなど女性目線でチェック
■女性被疑者の監視(トイレや風呂なども)

テレビドラマなどとの違いは……
手錠は「ガシャンっ」とかけず、痛くないようにソフトにかけるそうです。

お金のヒミツ

林ひかるさん(59歳) 元愛知県警瑞穂署他 交通課勤務

「報奨金もらえます」
「駐車違反で何件貼ったかでもらっていました」
「たとえば、50件摘発したら(金一封が)もらえます」
しかし、金一封の中身は、300円しか入っていないそうです。

「300円は高い」と口々におっしゃる、元婦人警官の皆さん。
千葉県警は「大学ノート」、「ボールペン」をもらっていたそうです。
警視総監賞をもらうような人を捕まえたとしても1000円だそうです。「即賞」って言うんですね。

お金は少なくても、昇進の材料としてプラスになるようです。最近は、自転車の違反に力を入れてるそうですよ。林さんの先輩の御主人が殉職されたときは、県警のほうから「1億円」もらったそうです。

個人が出すときは「3000円」とか決まっているそうです。やっぱり、女性同士のいじめがあるんですね。新人は、8時半始業でも、7時に出勤して先輩を待つんだとか。署員の人たちは、キャリアの人たちを小馬鹿にしているそうで、「つつがなく終えていただく(移っていただく)」ようです。

捜査のヒミツ:証拠はなるべく見つからないほうがいい?

レイネン英子さん(44歳) 元警視庁築地署 地域課勤務

「ガサ入れや容疑者をボディチェックする時に、『何も見つかるな』という気持ちが混ざり合います」
万引きなどのボディチェックで、盗品を発見すると、「どのように発見したか」ということなど、限りなく時間がかかるので、夕方6時頃にそういうことがあると大変なんだそうです。

 

結婚のヒミツ

橘真理さん(40歳) 元千葉県警八千代署他 生活安全課勤務

「9割くらいは警察官と結婚してますね」「私の主人も警察官です」『結婚転勤』
……職場が別々になるそうです。警察の中でも、不倫があるんですね。見つかったら退職になるそうです。
ストレスがありすぎて「そっちに」走るしかないとか……

服装のヒミツ:色気厳禁!

「何より、色気を出しちゃいけないので」男性警察官を刺激させないため、肌着は白かベージュ!
Tシャツやブラウスなどで、透けないようにということですね。警察学校で肌着を盗む事件があったからだそうです。

採用試験のヒミツ:皇居を守る皇宮警察の採用試験では、予告なくパンツ一丁にされる

身長・体重を測る名目ですが、危ない物を持っていないかをチェックするそうです。(男性不在)

マル暴のヒミツ:マル暴の人はヤクザっぽい格好が好き

カモフラージュになっていいんですね。

マル暴のイメージ……
①パンチパーマ
②大きめのダブルスーツ
③スーツの裏地に刺繍
④セカンドバッグ
⑤数珠
⑥薄い色のサングラス
⑦ガタイが良い

マル暴の女性もいるんですね。愛人の役もやるそうです。そういう(姐さんみたいな)髪形や服装にするんですね。

警察イベントのヒミツ:職務質問の腕を競うコンテストがある

『すいません』と言っても非協力的な人に、どうやってうまく接するかという技術があるんですね。
DJポリスなどの広報とか、腹話術なども、その技術を切磋琢磨しているそうです。

私生活のヒミツ:結婚式でも二次会に行ってはいけない

ハメを外してはいけないということだそうです。でも署員で旅行に行くときは、バスに乗ったときから飲んでいるそうです。

(了)

[出典:2015年4月24日(金)放送「ダウンタウンなう:かつて警察官だったオンナたち」]

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