男はつらいよ 第27作 浪花の恋の寅次郎 あらすじ・キャスト・登場人物相関図

男はつらいよ

第27作 1981年(昭和56年)8月8日公開


キャスト・登場人物

  • 車寅次郎:渥美清(53)
  • 諏訪さくら:倍賞千恵子(40)
  • 諏訪博:前田吟(37)
  • 諏訪満男:吉岡秀隆(11)
  • 車竜造:下條正巳(66)
  • 車つね:三崎千恵子(61)
  • タコ社長:太宰久雄(58)
  • 御前様:笠智衆(77)
  • 源公:佐藤蛾次郎(37)

  • とらやの客:関敬六(53)
  • 吉田(ふみの弟 英男の同僚):冷泉公裕(34)
  • 信子(ふみの弟 英男の恋人):マキノ佐代子(23)
  • 山下運輸主任(ふみの弟 英男の上司):大村崑(50)


  • 誠(ふみの夫):斎藤洋介(30)
  • 新世界ホテルの老人:六代目 笑福亭松鶴(63)
  • 喜介:芦屋雁之助(50)
    大阪新世界ホテルの主人。口うるさい母親の前ではいつも子供のようになってしまう。居続けで宿泊料を溜め込んでいる寅さんには、いつも丸め込まれてしまうが、喜介にとって、寅さんはよき友人でもある。
  • ふみの先輩芸者:正司照江(かしまし娘次女)(48)
  • ふみの先輩芸者:正司花江(かしまし娘三女)(45)

マドンナ:浜田ふみ/松坂慶子(当時29歳)

広島県呉市豊浜町小野浦にある祖母の墓参りをしているところを、寅さんと出会う。早くに両親と別れ、祖母に育てられたふみは、今は大阪で芸者をしている。幼くして生き別れになった弟・英男のことを寅さんに話し、二人で合いに行くのだが……


中学時代からテレビドラマに出演、1970年大映から本格的映画デビューを果たし、数多くのドラマ、映画に出演。野村芳太郎監督の『事件』(78年)、『悪いやつら』(80年)での演技で注目を集め、『青春の門』(81年)と『蒲田行進曲』(82年)、そして『死の棘』(91年)では、各種主演女優賞に輝く高い評価を受けた。シリーズでは本作『浪花の恋の寅次郎』、第46作『寅次郎の縁談』でマドンナを二回演じている。

あらすじ(ネタバレ注意)

瀬戸内海の小島で、寅さんは祖母の墓参りをするふみ(松坂慶子)に出会う。聞けばふみの両親は幼いころに離婚し、祖母は育ての親だという。ふみは大阪で働いているというが、職業は明かさなかった。

しばらくして寅さんが石切神社で水中花の啖呵売をしていると、寅さんの前に芸者姿のふみが現れる。

再会を喜び芸者たちと遊び歩く寅さん。夜になってふみは寅さんを逗留先の「新世界ホテル」まで送る。タクシー代を渡そうとする寅さんに、ふみは「寅さんは友達だから」と受け取りを拒む。

ある日、宝山寺に出かけた寅さんとふみ。ふみが絵馬に書いた願い事から、寅さんはふみには両親の離婚と同時に生き別れた弟がいることを知り、二人で弟探しに出かけること。タクシーを駆って弟の勤務先である運送会社に向かうが、やっとの思いで探しあてた弟はすでに他界していた。

その晩酒に酔ったふみは寅さんの膝にもたれて眠る。失意のふみに優しくする寅さんだったが、彼女の想いを受け止めることができずに、柴又へ帰る。

柴又で大阪の楽しい思い出を語っている寅さんの前に突然ふみが現れる。
芸者をやめて結婚するという……

ロケ地

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