男はつらいよ 第28作 寅次郎紙風船 あらすじ・キャスト・登場人物相関図

男はつらいよ

第28作 1981年(昭和56年)12月29日公開


キャスト・登場人物

  • 車寅次郎:渥美清(53)
  • 諏訪さくら:倍賞千恵子(40)
  • 諏訪博:前田吟(37)
  • 諏訪満男:吉岡秀隆(11)
  • 車竜造:下條正巳(66)
  • 車つね:三崎千恵子(61)
  • タコ社長:太宰久雄(58)
  • 御前様:笠智衆(77)
  • 源公:佐藤蛾次郎(37)

  • 棟梁(寅さんの同級生):犬塚弘(52)
  • 柳文彦(寅さんの同級生):前田武彦(52)
  • 旅館(夜明)の女将:杉山とく子(55)
  • 旅館(本郷)の客:関敬六(53)
  • クリーニング屋の安夫(寅さんの同級生):東八郎(45)
  • 小田島健吉:地井武男(39)
  • 倉富常三郎:小沢昭一(52)
    寅さんのテキヤ仲間で、飲む打つ買う、三拍子揃った女房泣かせの男。妻の光枝が博多の旅館で仲居をしている時に、ライバルと争って結婚。しかし、将来の性格で、彼女に苦労をかけ通し、ついには長年の道楽がたたって病床につく。
  • 小田島愛子:岸本加世子(21)
    恋多き母に反発して、高校を休学して家出。九州で寅さんと知り合い、旅を続ける。故郷は静岡県焼津。たった一人の兄(地井武男)は遠洋漁業のマグロ船で外洋へ出ている。

マドンナ:倉冨光枝/音無美紀子(当時32歳)

久留米水天宮の縁日で、寅さんに声をかける、テキヤ仲間カラスの常三郎の妻。旅館で働いているところを、常に見初められて結婚。もともと家族に恵まれなかった彼女は、テキヤの妻となり、病気の夫を支えている。しかし、その夫が、自分が亡き後に女房を頼むと、寅さんに話していることを知って……


高校在学中に幼なじみの地井武男の薦めで、劇団若草へ。NTV「でっかい青春」の女学生役で注目を集め、TBS連続テレビ小説「お登勢」(71年)のヒロインに抜擢。映画は『あゝひめゆりの塔』(68年)、『王将』(73年)、『その男、凶暴につき』(89年)などに出演。山田洋次監督の『息子』(91年)にも助演している。

あらすじ(ネタバレ注意)

柴又に帰った寅さんに柴又小学校の同窓会の通知が届く。会場では同級生に迷惑そうな顔で迎えられ、得も言われぬ疎外感を覚え鬱憤のたまった寅さんはまた旅にでる。

大分県は夜明の旅館で、寅さんは相部屋になった家出娘・愛子(岸本加世子)と旅をする羽目に。寅さんにつきまとう愛子はサクラになりすまし商売は好調。その途中、久留米の水天宮でテキヤ仲間のカラス常三郎(小沢昭一)の若い女房光枝(音無美紀子)が独りで商売をしていた。聞けば亭主の病が重いという。秋月の町、常三郎を見舞った寅さんは、思いがけない相談を持ちかけられる。自分にもしものことがあったらの女房の事を頼むというのだ。

柴又に帰った寅さんは渡世人の末路をしみじみ考え、彼女と世帯を持とうと決心するが……

ロケ地

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