★三遊亭金馬(三代目)佃祭(つくだまつり)

三遊亭金馬(三代目)

佃祭(つくだまつり)は、落語の演目の一つ。
住吉神社の夏の祭礼で賑わう佃島を舞台に、「情けは人の為ならず」という諺をテーマとした江戸落語である。

主な演者は五代目古今亭志ん生三代目三遊亭金馬である。
志ん生は長屋の騒動を強調して喜劇調に演じていたのに対し、金馬は笑いを控え目にして人情話を重点的に演じるという違いがあり、現在もこれら2通りの演出で行われている。

あらすじ

神田お玉が池の小間物屋の次郎兵衛さん。佃祭りを見物してしまい佃の渡しから船に乗ろうとすると、女に袖を引っ張られ引き留められる。
5年前に奉公先で5両の金をなくしてしまい吾妻橋から身投げをするところを助けられ、5両の金をもらったという。

やっと思い出した次郎兵衛さん、しまい船も出てしまい女が嫁いだ船頭の家に行く。しばらくすると周りが騒がしくなり、亭主が駆け込んでくる。
しまい船が転覆して全員おぼれて死んだという。次郎兵衛さんは仕方なく今夜はここへ泊まることにする。

一方、留守宅は大騒ぎ。早桶、坊さんを頼み、くやみ客がぞろぞろ来る。
翌朝、女の亭主の船頭に送ってもらい次郎兵衛さんが帰ってくる。皆、幽霊が出たとびっくりするが、次郎兵衛さんの話を聞き皆で大喜びする。

この話を一部始終聞いていたのが長屋に住む与太郎さん。
人に情けをかければ、いずれ自分にかえってくると信じ込む。
自分の持ち物をすべて売り払い何とか2両の金をつくる。この金を持って毎日身投げを探し歩く。
ある日、御厩の渡しまで来ると身投げをしようとする女を見つけて引き止める。店の5両の金を落として身投げをするという。
与太郎さんは2両渡して身投げをやめさせようとするが、女はどうしても5両なければだめだという……

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