今日使える雑学~穴あき高速道路標識に隠された秘密#1367-0117

雑学・豆知識

高速道路標識に小さい穴が開いている深イイ理由

高速道路は、やさしさにあふれています。

近隣の住人に車の騒音が聞こえないように防音壁を設置。

ドライバーに対しても、目的地までの所要時間を教えてくれる表示や、

複雑な文字は画数を少なくしてわかりやすくするなど標識にもやさしい工夫があります。

そんな標識をよく見ると、実は文字の部分に細かい穴がたくさん開けられたものが増えているのです。

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その理由を、この標識を開発した日本リーテック株式会社 営業部長の作間智之さんに聞きました。

西の空に太陽が沈んでいく午後4時、

高速道路を走り、穴が開いていない標識が見えてくると、逆光で文字が見えません。

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これでは危険です。

でも、標識に穴が開いていたら、逆光になっても、書いてある文字がはっきりと読むことができますネ。

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標識の小さい穴が太陽の光を通し、逆光でも文字の部分が暗くならずに読むことができるやさしい工夫なのです。

穴を開けると、標識板自体の強度が下がるので、強度を保つ方法を約5年かけて開発したそうです。

逆光対策標識
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[出典:2015年12月1日「やさしい人なら解けるクイズやさしいね」]

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