


★古今亭志ん生(五代目)塩原多助一代記~四ツ目小町
塩原多助序上州沼田に300石の田地を有する豊かな塩原家の養子多助は、養父角右衛門の後添えお亀の連れ子お栄と夫婦になった。しかし、角右衛門の死後まもなく、母子は寺詣りの帰り道、暴漢に襲われ、それを助けたのが原丹治という武士であった。お礼をした...

★柳家小さん(五代目)藪医者
はやらない藪医者先生。あまりにも患者が来ないので考えたあげくに、奉公人の権助をサクラに使うことを思いつきます。権助に玄関前で患者の使いのふりをさせて「こちらの先生はご名医という評判で……」と大声を張り上げれば、評判が立つだろうという計画。正...

★露の五郎兵衛(二代目)トンボさし
捕虫網を手に持ち、虫カゴをぶら下げてトンボを追いかける。パソコンやゲーム機なんてなかった、それどころかテレビも普及していなかった時代には、トンボ取りは子どもの遊びの代表でした。子ども仲間では網を使うなんていうのは外道で、小石を銀紙で包み糸の...

★林家彦六(八代目 林家正蔵)普段の袴
落語 「普段の袴」 八代目林家正蔵あらすじ上野広小路の御成街道には、お侍相手の武具店が多くあった。そのうちの一軒に、細身の大小、羽織袴、白足袋に雪駄履き、白扇をにぎった人品の良い侍が立ちよる。店の主人がもてなそうとすると「いや、今日は墓参の...

★柳家小三治(十代目)出来心(花色木綿)
『出来心』(できごころ)は古典落語の演目の一つ。別名『花色木綿』、泥棒噺の一席に数えられる。あらすじ「広い庭のある家に侵入しろ」といったら公園に忍び込み、「電話でもひいてあってこじんまりしたところを狙え」と言われたら交番に盗みに行ってしまう...

★三笑亭可楽(八代目)子別れ(上・下)
子別れ(上)子別れ(下)

★古今亭右朝/権助魚
古今亭 右朝(ここんてい うちょう、1948年11月2日 - 2001年4月29日)は、落語家。本名・田島道寛(たじま みちひろ)。東京都台東区浅草橋出身。生前は落語協会所属。出囃子は「小鍛冶」。高田文夫とは日本大学藝術学部の同期で落語研究...

★古今亭右朝/ガーコン
解説軍歌やジャズを取り入れた漫談で、川柳川柳の代表作とも言える演目。ガーコンという題名は本編中に出て来る脱穀機の動作音の擬態語に由来する。かつてこの演目は『歌で綴る太平洋戦史』『昭和歌謡史』『歌は世につれ』などと表記されていた。ガーコンと呼...

★古今亭志ん生(五代目)もう半分
もう半分(もうはんぶん)は、落語の演目の一つで怪談話(三遊亭圓朝作 )別名「五勺酒」。主な演者は五代目古今亭今輔や五代目古今亭志ん生等。あらすじ演者によって舞台が違い(詳しくは後述)それによって多少話の流れも変わる。以下のあらすじは永代橋を...

★三遊亭圓橘(三代目)宗論(宗旨争い)
プロフィール3代目三遊亭 圓橘(慶応4年2月7日(1868年2月29日) - 大正5年(1916年)10月24日))。本名は塚本伊勢吉。通称「河内屋の圓橘」、「柳橋(やなぎばし)の圓橘」(柳橋で「河内屋」という名のを芸妓の店を開いていたため...

★古今亭志ん生(五代目)安兵衛狐
あらすじ六軒長屋があり、四軒と二軒に分かれている。四軒の方は互いに隣同士で仲がよく、二軒の方に住んでいる「偏屈の源兵衛」と「ぐずの安兵衛」、通称グズ安も仲がいい。ところが、二つのグループは犬猿の仲。ある日、四軒の方の連中が、亀戸に萩を見に繰...

★露の五郎兵衛(二代目)医者間男

★立川談志/嘘つき二代(南極探検・弥次郎合作)
春風亭柳昇(五代目)から『南極探検』を教わり、『弥次郎』の息子が『南極探検』の主人公という設定にして、『弥次郎』と『南極探検』をつなげた噺。

★柳家小さん(五代目)真田小僧
落語 「真田小僧」 柳家小さん(五代目)親父が小遣いをくれないので「よそのおじさんが訪ねて来た話をすれば、母ちゃんから貰えるからいいや」とつぶやくと、親父は気になり、話せと迫る。キザな白い服を着て、色眼鏡にステッキの男だ。この先を聞く...

★古今亭志ん生(五代目)松山鏡
古今亭志ん生 松山鏡松山鏡(まつやまかがみ)は古典落語の演目の一つ。原話は、古代インドの民間説話を集めた仏典「百喩経(ひゃくゆきょう)」、第三十五巻の「宝篋(ほうきょう)の鏡の喩(たとえ)」。主な演者として、8代目桂文楽など。よくこの…お色...

★新作落語について
新作落語・創作落語は、日本の話芸のひとつで、古典落語に対して用いられる落語の分類である。現在では主に大正時代以降に創作された落語を指す。明治期における三遊亭圓朝による 「牡丹灯篭」 「真景累ヶ淵」やオペラを翻案した 「死神」後に上方に伝わっ...

★桂三木助(三代目)長短【十八番】
気の長い長さんと、むやみに気短な短七の二人は幼なじみ。性格が正反対だが、なぜか気が合う。ある日長さんが短七の家に遊びに来て、「ゆうべええ、よなかにいい、しょんべんが、でたく、なって、おれがあ、べんじょい、こおう、よろうと、おもって、あまどを...

★林家彦六(八代目 林家正蔵)笠と赤い風車
落語 「笠と赤い風車」 林家正蔵浅草馬道にお豆腐屋さんの嘉吉(かきち)という店があった。夫婦の間に男の子が産まれた。喜んでいると3日目に産後の肥立ちが悪く、おかみさんは亡くなってしまった。水子を抱えてどうしようかと思案していたら、亡くな...

★桂三木助(三代目)ねずみ
落語「ねずみ」江戸に下り、大工、政五郎の家に居候していた左甚五郎が、奥州の旅に出て仙台城下に入り、客引きの小僧に誘われるまま、鼠屋という見窄らしい小さな宿に泊まった。向かいには仙台一の大宿、虎屋がある。店主の話によれば、以前は虎屋の主だった...