★三遊亭圓右(三代目)新治療法

三遊亭圓右(三代目)

プロフィール

3代目三遊亭 圓右(1923年12月8日 – 2006年3月22日)は、東京都杉並区出身の落語家。本名は粕谷泰三。出囃子は『野毛山』。生前は落語芸術協会所属。
浪曲師の父で木村重丸、常磐津の師匠の母の常磐津文字綱の下で育つ。少年時代の1934年急遽寄席に代演し、落語「越後屋」を披露し大喝采を浴びる。
1943年まで出征、1947年3月、5代目古今亭今輔に再入門し古今亭壽輔を名乗る。1955年4月、真打昇進し、3代目圓右襲名。
1970年代から1990年代にかけて、木ノ葉のことのコンビでノコと円右のラブリー10(テレビ朝日)他の様々なテレビバラエティ番組出演やライオンの「エメロン石鹸」やP&Gの成人向け紙おむつ「アテント」のテレビCMに出演。広くその顔を知られるようになる。
エメロン石鹸のCMではツルツル頭を磨き上げたシリーズ、アテントのCMでは「ゲンさん」シリーズで知られ、前者は約10年、後者は約15年出演していた。つるつるの頭と自在に動く顔の表情がトレードマークで、柔らかで上品ながら生気にあふれた語り口は多くのファンを持つ。

得意ネタは『銀婚式』『日蓮記』『青い鳥』『酒の素』『天皇陛下とモリアオガエル』など、新作一筋。
また、師匠今輔の「おばあさん落語」も継承し、『温泉おばあさん』『七夕おばあさん』『再会おばあさん』などで色気と茶目っ気のあるおばあさんを演じた。なお、今輔は岳父に当たる。
2006年3月22日、前立腺癌のため死去。享年82。
一門弟子に古今亭寿輔(寿輔の弟子が6代目今輔を襲名している)、3代目三遊亭小圓右、三遊亭右紋、2代目三遊亭右京、三遊亭右左喜らがいる。
趣味は釣りで、特に川釣りが好きだった。

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