男はつらいよ 第12作 私の寅さん あらすじ・キャスト・登場人物相関図

男はつらいよ

第12作 1973年(昭和48年)12月26日公開


キャスト・登場人物

  • 車寅次郎:渥美清(45)
  • 諏訪さくら:倍賞千恵子(32)
  • 諏訪博:前田吟(29)
  • 諏訪満男:中村はやと(4)
  • 車竜造:松村達雄(59)
  • 車つね:三崎千恵子(53)
  • タコ社長:太宰久雄(50)
  • 御前様:笠智衆(69)
  • 源公:佐藤蛾次郎(29)

  • 買占め商人(寅さんの夢の中出演):吉田義夫(62)
  • 一条:津川雅彦(33)
    画商。りつ子にプロポーズをしている。柴又に現れたときは、すわ恋のライバルか? ととらや一家をドキドキさせる。
  • 柳文彦(寅さんの小学時代の親友・りつ子の兄):前田武彦(44)
    寅さんの幼なじみであだ名は「デベソ」。柳病院の御曹司だが、家が没落して、今はバツイチの売れない放送作家。

マドンナ:柳りつ子/岸恵子(当時41歳)

寅さんの小学時代の同級生、柳文彦(前田武彦)の妹で画家。彼女のキャンバスに寅さんがいたずら書きをして、りつ子は寅さんと大げんか。おまけに「熊さん」と名前を間違えて、カンカンな寅さんだったが、いつしか彼女の虜になって、パトロンを気取るが……

松竹映画『我が家は楽し』(51年)でデビューを果し、『君の名は』三部作(53〜54年)などに主演、松竹のトップ女優としての絶頂時に、日仏合作『忘れ得ぬ慕情』(57年)に出演、監督のイヴ・シャンピと国際結婚。日仏間を行き来しながら女優活動を続ける。山田洋次監督作では2011年『たそがれ清兵衛』に清兵衛の末娘である晩年の以登役で出演。木下惠介、市川崑、小林正樹といった監督たちと、数多くの名作を残している。

あらすじ

寅さんが久々に柴又に帰ってくると、折悪しくとらや一家は、九州旅行の準備中。隠しだてされてムクれる寅さんだったが、結局タコ社長と侘びしく留守番をすることになる。ところが連日の寅さんの電話にうんざりした一家は、旅行を切り上げて帰ることになった。
それから数日後、小学校時代の無二の親友で放送作家の柳文彦(前田武彦)と数十年ぶりに再会。懐かしさのあまり悪酔いし、誘われるままに彼の妹の家を訪れた。そこで出会ったのが、文彦の妹で画家のりつ子(岸惠子)だった。
酔っぱらいの寅さんは彼女の大切なキャンパスを汚してしまい、素直に謝ればいいものをら売り言葉に買い言葉で大ゲンカを始めてしまい、追い返されてしまった。
翌日、とらやへ謝罪に来たりつ子と意気投合、互いが病気のときにお見舞いへ行き来する関係になった。しかしりつ子は絵を生涯の伴侶として生きていくつもりで、寅さんとは一生友達としてつき合っていきたいと語るのだった……

ロケ地

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