2026年10月26日(月)の満月は午後1時12分です。ただし、この時刻の月は東京では地平線の下。夜に眺めるなら、午後4時36分の月の出以降が目安です。満月の瞬間と見える時間を分け、方角や建物の影響、今夜の観察の準備を整理します。
更新履歴:2026年10月18日(日)新規作成。暦・月の出入りは執筆時点の国立天文台資料を確認しています。
10月26日の満月は13時12分。夜の観察時刻とは別
国立天文台の2026年暦要項は、10月26日の「望」を13時12分としています。望は満月のことで、表の中央標準時は日本の時刻です。午後1時12分だけ丸い月が現れ、その後すぐ見られなくなるという意味ではありません。2026年暦要項「朔弦望」
天文学上の満月は、地球から見て月が太陽と反対方向になる瞬間を指します。日付が決まる基準と、家から月を見られる時刻は別の情報です。夕食後に空を眺めたい人は、満月の時刻に予定を合わせるより、自分の地域の月の位置を確認すると役立ちます。国立天文台による満月の説明
東京は16時36分に月の出。翌朝の月没までを日付付きで確認
東京の出入り表を、26日の夕方から翌朝までの順に並べました。同じ行にある月の出と月の入りが、必ず一続きの夜を表すわけではない点に注意してください。以下の時刻は東京の計算地点の値で、全国共通ではありません。東京の月の出入り・2026年10月
| いつ | 東京の目安 | 予定を考えるときの意味 |
|---|---|---|
| 10月26日夕方 | 月の出16時36分 | 東寄りの低い空から探し始める目安 |
| 10月26日夕方 | 日の入り16時53分 | 月の出直後はまだ日没前 |
| 10月26日深夜 | 南中23時41分 | 夜遅い時間の月の位置を考える目安 |
| 10月27日朝 | 月の入り6時58分 | 26日夜から続く月の出入りの終わり |
日の入りは同じ暦計算室の太陽の表によります。26日の朝5時45分という月没時刻も表にありますが、それは26日夕方より前の朝です。夜更かしして見る予定を立てる際に、27日朝の値と入れ替えないようにします。東京の日の出入り・2026年10月
なお、26日の朝の月没と夕方の月の出の間に13時12分が入るため、満月の瞬間の月は東京では地平線下と読み取れます。これは出入り表からの判断です。午後のその時刻に見つからなくても、月の位置として不自然なことではありません。
どの方角を見る?月の出は東北東寄り、見える位置は動く
東京の月の出の方位は68.6度で、東北東寄りです。北を0度、東を90度として測った角度なので、真東より少し北側になります。この値は月が出るときの位置であり、夜の間ずっと同じ方向を見ればよい、という指定ではありません。
帰宅後の窓から探す場合は、先に窓がどちら向きかを確かめます。東側が見えない部屋なら、月の出を待つ場所と夜の観察場所を分ける方法があります。建物の反対側へ移るときも、通行や立ち入りの決まりに従い、月を見ながら歩かないようにしましょう。
月の出ちょうどに見えないのはなぜ?建物と山を先に見る
暦計算室の月の出は、月の中心が地平線と一致する時刻です。自宅の屋根や向かいの建物の上に姿を現す時刻そのものではありません。東側に高い建物や山がある場所では、表の時刻から待っても月が隠れたままということがあります。
夕方の観察なら、明るいうちに空が開けている場所を確認しておくと、暗くなってから探し回らずに済みます。遠出をしなくても、窓辺や自宅の敷地内で一度確かめる予定で十分です。「まだ見えない」だけで観察場所を次々と変えるより、障害物と雲のどちらが原因かを分けて考えます。
夕方・夕食後・深夜、自分の予定に合わせる三つの見方
夕方なら、風景と一緒に月を探す計画にできます。日没前から探す場合は、空が暗くなってからの見え方とは違うことを考え、時計だけで成功・失敗を決めないほうが楽しめます。写真に残したい人は、カメラの準備と観察する時間を別に取り、通り道をふさがない場所を選びます。
夕食後なら、家事の区切りに短く眺める予定が立てやすくなります。例えば20時に見ると決め、その時刻の方位を調べてから窓を選びます。深夜の観察は翌日の予定も考え、南中を待つために無理に起きている必要はありません。月を見た時刻と場所を一行残せば、別の晩と比べる記録になります。
東京以外では何時?自分の都市で計算し直す手順
国立天文台の「こよみの計算」では、日付と観察地点を指定できます。2026年10月26日、日本標準時、住んでいる都市を選び、月の出入り・南中を調べます。夜中を越えて観察する場合は27日も表示し、日付と時刻を組み合わせて控えます。国立天文台「こよみの計算」
見る時刻が決まっているなら、月の高度と方位の計算も使えます。家族に予定を伝える場合は「満月13時12分」だけでなく、「夕食後に南側の窓から確認する」など行動が分かるメモにします。地域別の計算値と、実際に窓から見えるかの確認を組み合わせるのが実用的です。
曇りなら別の夜でも。十三夜とは楽しみ方を分ける
この記事は10月18日時点の暦情報を確認したもので、26日の天気や雲量を予報するものではありません。出かける直前に地域の予報を確かめ、曇っていれば前後の夜に眺める予定へ変える方法があります。満月の瞬間に立ち会えなくても、月の形を肉眼で楽しむ機会は一度だけではありません。
10月23日の十三夜は、お月見の風習として別に案内しています。由来や栗名月・豆名月の意味を知りたい人は、十三夜2026の日付とお月見の準備へ。26日は行事の説明を読み直すより、「どこから、何時に空を見るか」を一つ決めておくと、生活の中に観察の時間を作れます。
参照した公式資料
文責:ライターズラボ編集部(2026年10月18日(日)18:47執筆)。
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