更新履歴
2015年某月某日:初投稿
2026年06月25日(木):出演者の現況・時代背景を補足し、ブラッシュアップ更新
まずは、『無回転なぞかけ』を耳コピで再現
サッカー日本代表、本田圭佑です。ご存知のとおりACミランというチームにいるんですけど。
ま、そこで活躍するために、何が必要かって考えた時、ま、それが、僕の中では、R-1グランプリやと思ったんですね。
ま、しっかりやりたいな、と。
今日は僕の特徴でもある、『無回転シュート』にちなんで、『無回転謎かけ』というのを持ってきたんでね。
じゃ、早速やってみますよ。
自分のゴールで試合に勝つとかけまして、
晩ご飯がハンバーグと解きます。
そのこころっていうのは……
どっちも、嬉しい~。
ぜんぜん回転かかってないでしょ?
ひねりゼロですから。
これが無回転の…なぞかけ。
もっといきますよ。
サッカーボールとかけまして、
スイカと解きます。
そのこころっていうのは、どっちも……
かばんに入れたらかさばる。
無回転が、裏切ってきたでしょ?
さすがに、どっちも丸いとは、いいませんから!
さらにいきますよ。
キャミソール姿の澤穂希とかけまして、
ミニスカートをはいている吉田沙保里と解きます。
そのこころっていうのは、どっちも……
寒そ~う。
無回転が、想像を超えてきたでしょ?
さすがに、人を傷つけるようなことは、いいませんから!
さらにいきますよ。
ザッケローニとかけまして、
ボンゴレビアンコと解きます。
そのこころっていうのは、どっちも……
俺が子供の頃は、聞いたことがなかった。
無回転どころか、知らねえよってレベルでしょ?
さらにいきますよ。
松木さんのサッカー解説とかけまして、
ツアー旅行で強制的に連れていかれる博物館と解きます。
そのこころっていうのは、どっちも……
好きな人は好きやけど、正直チョッと、邪魔!
無回転がすごすぎて、いつの間にか『あるある』になったでしょ?
さらにいきますよ。
マラドーナとかけまして、
朝青龍と解きます。
そのこころっていうのは、どっちも……
名前聞いただけで、またなんか、やったんかな?と思われる人。
無回転が、偏見持ち始めたでしょ?
まだ時間大丈夫ですかね?
あ、こっちミラノの時間やった。
まだあるようなんで、いきますよ。
ゴールキーパーとかけまして、
お嫁さんと解きます。
そのこころっていうのは、どっちも……
シュウトに悩まされます。
こんなんも出来るんで!
俺、基本が出来てるんで。
やっぱり、俺、持ってる。
じゅんいちダビッドソンの都市伝説
ネタの解説をするのも野暮だが、なぜこんなに面白いのか、書き起こしながら分析してみる。すると、ある事実が見えてくる。
■解説
『なぞかけ』といいながら、なんのひねりも洒落もない、小学児童の作文のような独りなぞかけから始まる。ここで聴衆は「ははーん、こういうパターンでいくわけね。だから無回転ってわけね」と、ハナで笑いながらネタの行く先を見透かしてしまったような全能感と優越感を持ち始める。
サッカーボールとスイカでは「どうせ、どっちも丸いとか、っていうんでしょ?」と、お世辞のまじった乾いた笑いを準備しながら答えを待つ。ところが、予想もしなかったオチで一瞬の思考停止が起こる。理解が追いついたところで笑いが出るが、この笑いは自分への照れ笑いである。
「さすがに、どっちも丸いとは、いいませんから!」の啖呵で、ネタを小バカにしていた自分を恥じ、0.3秒でネタを聞く姿勢を正される。
澤穂希と吉田沙保里のくだりでは、言葉の誘導により聴衆は彼女らのキャミとミニスカ姿をイメージさせられる。寒そ~う。視覚が優先しているところへ急に触覚のほうへ意識を向けさせられ、軽いトランス状態に入る。彼女らが寒くて震えている絵に変わり、予想を裏切られた次は聴衆の安易な想像まで裏切られる。
「さすがに、人を傷つけるようなことは、いいませんから!」の啖呵で、聴衆はあられもない姿の彼女らに抱いていた不純な思いを見透かされる格好になる。
ザッケローニとボンゴレビアンコの段になると、聴衆はもうオチの想像すらできなくなる。トランス状態が一気に深まり、ネタの支配下に置かれる。これ以降はもう笑うしかない状況になる。
無回転で始まり、裏切られ、想像を超えたオチに出会い、リスペクトしたとたんに「知らねえよ」と突き放され、今度は一気にあるあるネタに引き込まれて臨場感空間を支配される。そこにさりげない偏見の暗示を入れることで、後催眠のトリガーに利用する。最後は本来の『なぞかけ』で締め、催眠を解く。
~とかけまして。~と解く。かける=催眠をかける。解く=催眠を解く。
信じるか信じないかは、あなた次第。
このネタの時代背景と出演者の現在
このネタが披露されたのは2015年のR-1グランプリで、じゅんいちダビッドソンはこの大会で優勝している。当時の本田圭佑はイタリアの名門ACミランに所属しており、ネタの冒頭で語られる「ACミランというチーム」は時事性を持つ一節だった。
本田は現役を続け、2026年4月にシンガポールのFCジュロンへ加入する一方、目標管理プラットフォーム「Nowdo」などを運営する経営者としての顔も持つ。さらに2026年のFIFAワールドカップでは日本戦の中継解説も担当している(出典:GOETHE、keisuke-honda.com)。
じゅんいちダビッドソンは2020年に個人事務所「合同会社潤一」を設立し独立。現在はキャンプ好き芸人としてYouTubeチャンネルやキャンプコミュニティを運営しており、ソロキャンプ集団「焚火会」のメンバーでもある(出典:じゅんいちダビッドソン公式サイト)。
ザッケローニは日本代表監督を退いた後イタリアに戻り、2024年には日本サッカー殿堂入りを果たした。2026年3月にはロンドンでの国際親善試合を観戦し、森保ジャパンについて言及している(出典:デイリースポーツ)。
澤穂希は引退後、女子サッカーの育成プロジェクト「Magical Field」でキャプテンを務めるなど指導者・タレントとして活動し、吉田沙保里はレスリング指導者としてイベント出演やメディア活動を続けている。
文責:ライターズラボ編集部(2026年06月25日(木)14:00執筆)



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