★立川談志/ずっこけ・長屋の花見・山号寺号(さんごうじごう)

立川談志

山号寺号(さんごうじごう)は、落語の演目の一つ。
別名『恵方参り』ともいう。
また、この落語の内容から、「○○さん○○じ」という言葉を見つける言葉遊びも指すようになった。
ほとんどの寺院には「○○山○○寺」という呼び名があり、この山号と寺号を合わせて「山号寺号」と呼ぶ。

内容

この噺の内容は以下の通りである。
若旦那が浅草にある観音様にお詣りにいく。そこへ幇間の一八が現れる。
どこへ行くのかと尋ねた一八に、浅草の観音様だと答えると、「ああ、金龍山浅草寺ですか」と言う。
さらに一八はどんなところにも山号寺号があると言ってしまう。
どんなところにもあるんだなと念を押して、若旦那はこの場にも山号寺号があるか、と一八に迫る。
弁解をする一八だが、若旦那は言うことを聞かない。もしあったら金一円(時代により異なる)やるという。
頓知を利かせて一八は「時計屋さん今何時」、「看護婦さん赤十字」など、次々に「山号寺号」を披露する。
お蔭で若旦那はすっかり金を巻き上げられてしまう。
「今度は私がやろう」と、若旦那は一八の財布をふところに入れ、「一目散随徳寺」と言って逃げる。
※「随徳寺」とは、ずいっとそのままにして逃げることを指す古い言葉
それに対して、逃げられた一八は
「南無三、仕損じ」というのが落ちである。

山号寺号の例

一八の挙げた山号寺号の例
車屋さん広小路
おかみさん拭き掃除
乳母さん子を大事
時計屋さん今何時
看護婦さん赤十字
肉屋さんソーセージ
お医者さんイボ痔
清子さん水前寺

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