★古今亭志ん生(五代目)百川(ももかわ)

古今亭志ん生(五代目)

『百川』は実在した料理屋で、そこであった実話を落語にしたと言われている。
通常のサゲとは違い、志ん生独特のやり方をしている。
⇒ 古今亭志ん朝 百川
⇒ 三遊亭圓生 百川

落語メモ

浮世小路百川楼
明治の初め頃まで存在していた懐石料亭。天明時代(1781~)には向島の葛西太郎、それから大黒屋孫四郎、真崎の甲子(きのえね)屋、深川の二軒茶屋と、ここ百川楼が五指に入る第一流の名店だった。また、黒船来航の折には乗組員全員に本膳を出して、その値なんと一千両(二千両とも)だったと言われ、他店の手伝いを借りず自分の店だけで賄い、食器なども全て自前でそろえたぐらいの力があった。
[出典:落語の舞台を歩く]

四神旗
四神を描いた4本の旗。朝賀や即位の大礼のとき、大極殿(だいごくでん)または紫宸殿(ししんでん)の庭に立てた。四神の旗。
旗の先に剣がついているところから、「四神剣」とも言われた。

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